2009年6月27日土曜日

ホームページの開設

 今、櫻井よしこさんの『憂国(ダイヤモンド社)』という本を読んでいる。その本の中で、日本経済新聞のコラム「明日への話題」に分子生物学者の福岡伸一さんの文章とともに技能等を身につけるための時間に関して述べられていた。

 スポーツ、芸術、技能、どんな分野でも、「圧倒的な力量を誇示するプロフェッショナル」が存在する、それらの人々はほぼ例外なく「ある特殊な時間を共有している」と福岡氏は言う。それが10,000時間である。
 「例外なく」幼いときから、そのことだけに集中して努力を続けて10,000時間、つまり一日3時間の練習や稽古、鍛錬、研究、学習を、毎日、一年間続けて1,000時間。10年で10,000時間。
 イチロー氏も松井秀喜氏も、小柴昌俊氏も松井孝典氏も、小澤征爾氏も五嶋みどりさんも、諏訪内晶子さんも内田光子さんも、皆、この10,000時間を共有しているのであろう。

 自分にとって、今まで生きて、身につけた技能って何だろう。特別なものは何もない。誇れるものは何もない。強いて言えば、15年間、簿記会計に関する受験指導を行ってきたことだ。このことは、10,000時間に達している。組織を飛び出して、それを武器としてやっていけるだろうか。

 私の座右の書である、辻俊彦さんの書かれた『愚直に積め!(東洋経済社)』という本の中に、次のような文章が書かれてあった。

 未来から学ぶには、行動を起こし経験を積むしかない。
 
 今回、開設したホームページは、まだまだ不十分なもの。しかし、完璧を目指せば、先に進めなくなる。先ほどの本には、次のような文章も書かれてあった。

 現実の延長戦上にない未来を創るには、行動することが重要になる。
 

 

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